葬儀を催す必要が生じた時、どのくらいの料金がかかるのかを把握するために、見積もりを取り寄せることが重要になります。
では、葬儀社に見積もりを依頼する場合、どういったところに注意すればいいか、あなたはご存じでしょうか?
「料金が安いところを選べばいいんだよね?」
確かにその通りなのですが、見積書の合計金額のみに固執してしまうと、大切な部分を見落としてしまうかもしれません。
この記事では、失敗しないための葬儀見積もりの注意点についてお伝えしています。
「後悔のない素晴らしいお葬式にしたい」
という場合は、よかったら、最後までお付き合いください。
葬儀の見積もりを取る際のコツ、注意点とは?
複数の葬儀社から見積もりを取ろう
まずは、複数の葬儀社(3社くらい)から見積もりを取るようにしてください。
1社だけでは、見積もりプランの内容、葬儀費用に問題があるかどうか比較ができないので、非常に難しい判断を迫られます。
複数の葬儀社の葬儀プランと料金を見比べることで、ベストの内容はどの葬儀屋なのか、判断がしやすくなるんですね。
葬儀費用には変動する項目がある
葬儀にかかる費用には、祭壇、備品、人件費、お経、飲食代などさまざまなものがありますが、弔問に訪れた人数によって変動する項目があります。
具体的には、式場使用料、料理、返礼品などです。
これらは立て替え金と呼ばれることがあります。
料金が変動するため、葬儀社で立て替えることもあるのでこのように呼ばれます。
そのため、見積もりをお願いする際は、遺族側の人数、弔問人数も伝えると、立て替え金も含めた見積もりを出してもらえます。
式場についても人数によって変わってくる他、公営か民間かによっても費用は大きく変わってきます。
公営の方が料金は安く済むのですがその分人気が高いため、予約で埋まっているということは多いです。
空きのある日まで待たなければならないとなると、心労、ストレスがどうしても積み重なってしまいますね。
一方、民間の式場は料金は高めになってしまいますが、雰囲気が良かったり、控え室が広かったり、快適な空間であることが多いです。
故人を悼み、悲しみと向き合い、きちんと別れを済ませることを考えると、民間の式場も悪くないですね。
また、自宅で葬儀をするのが一番料金は安く済みます。
許されるのであれば、慣れ親しんだ自宅での葬儀も選択肢に入れてみてもいいかもしれませんね。
必ず追加料金の確認をしよう
見積書には、費用の内訳や具体的な料金が記されていますが、これで全てなのかどうかを必ず確認するようにしましょう。
葬儀には、見積書には記載されない料金が発生することがあるためです。
心づけはわかりやすい例かもしれません。
たとえばA社、B社、C社から見積もりを取った場合、見積書の金額はA社が一番安いけれど、追加料金の有無も確認すると、B社が一番安かったということはありえることなんですね。
見積書の金額だけを鵜呑みにしてしまうと、後で痛い目に遭うこともあるので、しっかり確認することをおすすめします。
最後に
葬儀社1社1社から別々に見積もりを取るのは大変なので、葬儀の見積もりを取り寄せる場合は、一括で取り寄せができる葬儀レビをおすすめします。
また、葬儀費用だけに固執してしまうと、「スタッフの愛想が悪くてげんなりした」ということにもなりかねません。
料金はもちろん大切ですが、スタッフの人柄や誠実さが伝わってくるかどうかもチェックしたいところです。
「いいお葬式にしたい」という熱意が伝わってくれば、その葬儀社に決めて後悔することはないのかもしれませんね。